【シャッターアイランド】世界がひっくり返る感覚を主人公と共に味わう!

嵐が近づいている海の上で、
霧の中から現れた一隻のフェリーが、
不吉なストーリーを予感させます。

物語の舞台はボストン湾諸島の一つである
シャッター・アイランドと名付けられた孤島。
この島には精神的な疾患をもつ凶悪犯罪者を収容する精神病院があり、
厳重な警備のもとで66名の患者が収容されていた。

1954年、島へ渡るフェリーに乗り込んでやってきたのが、
テディ・ダニエルズとチャック・オールの二人の連邦保安官。
彼らの目的は、この島でレイチェルという女性の患者が、
厳重に警備をされた病室から逃走して、
行方不明になっている事件の捜査だった。

海に囲まれた島の周囲は断崖絶壁で、
女性が独りで逃げ出すことは不可能。
レイチェルはいったいどこに消えてしまったのか。

嵐が近づく中、
島にたどり着いた二人は
武装した警備隊に迎えられて病院に到着し、捜査を開始する。
ところが、病院の院長をはじめ職員たちはなぜかあまり協力的ではなく、
テディたちの捜査は遅々として進まない。

業を煮やした二人は捜査を打ち切って翌日帰ろうとしますが、
嵐のおかげでフェリーが運航できず、
島を出ることは不可能。
しかも、実はテディはそのままのこのこと帰るわけにはいかない、
もう一つの目的を抱いてこの島にやってきたのでした。

嵐の中で再び捜査を始めた二人は、
思いもよらない展開に巻き込まれていきます。

そして、ありきたりの表現で申し訳ないんですが、
まさに「衝撃の結末」が待ち受けているのです。

まだ見ていない方は
とにかく、これ以上の前置きは抜きで
作品をご覧になることをお勧めします。

一度見終わった人は思わずもう一見たくなります。
そして、その謎解きがしたくなる。

この作品の監督は、
これまで数々の名作を手がけてきた巨匠のマーティン・スコセッシで、
テディ役のレオナルド・ディカプリオとは
4度目のタッグを組んだ作品です。

タイタニックの美少年が、
この作品では人生のいろんな闇を抱えた人間を演じきっていて、
その変貌ぶりもこの映画を観る醍醐味だと思います。

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