【パラノーマル・アクティビティ】ドキュメンタリータッチでリアルに怖い

【原題】Paranormal Activity【製作年】2007年【製作国】アメリカ【上映時間】86分
【監督】オーレン・ペリ【脚本】オーレン・ペリ
【キャスト】ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート

疑似ドキュメンタリーの手法で恐怖感が倍増

ホラー映画って怖いんですけど、ときどき無性に見たくて仕方なくなることがあって、これまでけっこうな数のホラー映画を観てきました。

その中でも、マイ「怖い映画トップ10」に確実に入るのが、1999年に製作された「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。低予算ながら世界中に衝撃を巻き起こしたホラー映画です。この映画の映像には仕掛けがあって、素人が撮影したドキュメンタリー映像を、後から編集して映画化したという「設定」になっています。擬似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)という手法だそうです。

「素人が記録用に撮影した」という設定なので、映像は手持ちのビデオカメラで撮られていて、それが妙にリアリティがあって、恐怖感を倍増させるという効果に繋がっていき、とても斬新な作品に仕上がっていました。

その「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の製作手法に習って、別の監督によって新たに作られた作品がこの「パラノーマル・アクティビティ」シリーズです。こちらも世界的な大ヒットとなりました。

ちなみに「パラノーマル・アクティビティ(Paranormal Activity)」は超常現象という意味のようです。

リアリティある映像が恐怖感を加速する

大きな一軒家に住んでいるミカ(男)が、恋人のケイティと同棲を始めるのですが、家の中で不思議な現象が起こりはじめます。

そこで、ミカがビデオカメラを買ってきて、日常生活や自分たちが寝ている間の寝室の映像を撮影し始めます。その映像には不気味な現象が映っていました。

そして、少しずつ超常現象がエスカレートしていき、やがて…。

僕はこの映画を観て、夜中トイレに行くのがちょっと怖くなりました。

最初はヘラヘラしていた登場人物たちの間にも、少しずつイラッとした雰囲気が出てくるのがとてもリアルで、この後どうなるんだろうとドキドキしてしまいます。

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