【スマホを落としただけなのに】ほんのちょっとしたことで人生が変わっちゃう恐怖
目次
スマホを落とすと人生がストップする!?
いまどき、落としたり紛失して困るもののダントツ1位は
やっぱりスマホでしょう。
年収くらいの金額が入っている財布とか
人生のすべてがつまっているバッグとかはもちろん、
取引先の重要書類とかいろんなものがありますが、
いまスマホを落としたりなくしたりすると、
人生がストップしてしまう危険をはらんでいたりしますよね。
僕も以前ケータイを落として戻ってこなくて、
大変な思いをしたことがありました。
残念ながら見つからず結局戻ってこなかったけれど
幸いなことにすぐに止めたことで
恐ろしい事態に陥ることありませんでした
しかしこの映画のカップルは、
田中圭が携帯電話を紛失してしまったことで、
北川景子がトラブルに巻き込まれていくことになります。
【原作】志駕晃【製作年】2018年【製作国】日本【上映時間】116分
【監督】中田秀夫【脚本】大石哲也【撮影】月永雄太【音楽】大間々昴、兼松衆
【キャスト】北川景子、田中圭、千葉雄大、バカリズム
主人公は富田誠(田中圭)と稲葉麻美(北川景子)のカップルで、
富田がプロポーズをしようとしているんですが、
なぜか麻美がなかなかOKしないんです。
なんでだろうと思っている時に、
スマホを落としたのがきっかけでその秘密が見えてきます。
単に物をなくしただけじゃなくて、
実は、隠れていた真実が見えてきちゃったよという
その点が、この映画の面白さのツボなのかなと思います。
物語はリアルを超えられるか
撮影とか演出とか映像にも、もうちょっと工夫があれば
さらに面白い映画になったんじゃないかと思いました。
バカリズムが北川景子とLINEみたいなアプリでやりとりするシーンなどは、
ちょっと工夫があるかなと思いましたが、
それだけだとちょっと物足りないです。
それと、今後はこういうテーマを作品化していくのって
とてもむずかしいように思います。
携帯電話をなくしちゃったら
ちょっとやばい困ったことになるんじゃないかなと
大体の人はそう思っていると思うので
やっぱりその想像している状況の更に上を行かないと、
映画としては今ひとつ面白くないと思うんです。
スマホのGPSアプリを使うとか、
保存されている写真から本人を特定するとか、
すでに有りがちといえば有りがちで、
これは小説を映画にリメイクして発表するまでに時間がかかって、
情報が古くなるということもあるのかもしれませんが、
やはり一般の人でも想像するようなそのヤバイと思う状況を
映画製作者の方が超えているようにはあまり思えなかったのは
ちょっと残念な点だと思います。
ただ、最近はITがめっちゃ速いスピードで進んでいって、
それに絡む犯罪も想像以上のことがこれからどんどん起こってくると思います。
たとえば、最近、写真の人物の目の中に写り込んだ建物を手がかりに
その人物の住む部屋まで特定して犯罪行為をしたという例がありました。
犯罪行為をしようという人は、
もっとスゴイ、想像もつかないことを考えているのかもしれない。
クリエイターはそういうものを超えたアイデアを出していかないといけないので、
とっても大変な時代なんだなと思います。
とはいえやっぱり
北川景子、めっちゃキレイだし、
田中圭かっこいいです。