【ランボー】それまで見たことがなかった画期的な戦闘シーンが激アツ!

ベトナム帰還兵を待っていた悲惨な状況

ベトナム戦争の帰還兵ジョン・ランボーが、
同じ部隊の仲間を訪ねてワシントン州の田舎町を訪ねてきます。
しかし、友人は戦争で使われた枯葉剤の後遺症で
癌にかかりすでに亡くなっていました。
落胆して歩いていたランボーに声をかけたのが地元の保安官ティーズル。
彼はやっかいな流れ者を体よく町の外に追い出そうとしますが、
抵抗したためにランボーは逮捕されてしまいます。

留置場の中で署員たちに
拷問まがいの取り調べを受けたランボーは、
驚くべき格闘能力を発揮して保安官事務所から脱出し、
近くの山に立てこもります。
そして、警察と州兵を相手に
たった独りで「戦争」を始めるのでした…。

【原題】First Blood【製作年】1982年【製作国】アメリカ【上映時間】97分
【監督】テッド・コッチェフ【脚本】マイケル・コゾル、ウィリアム・サックハイム、シルヴェスター・スタローン【撮影】アンドリュー・ラズロ【音楽】ジェリー・ゴールドスミス
【キャスト】シルヴェスター・スタローン、リチャード・クレンナ、ブライアン・デネヒー

アクションシーンの陰には重い現実が

ということで、
そこから先はベトナム戦争のグリーンベレーとして
最強の兵士だったというランボーが、
得意のゲリラ戦で次々と相手を倒していくシーンの連続。

この映画の公開当時まで、
他の映画では見たことのないような戦闘方法や、
スタローンの文字通り体を張った演技に、
とてもアツくなったのを覚えています。

ちなみに、初めて見た時に、
この映画を紹介してくれたのが軍隊経験者の外国人だったのですが、
やっぱりランボーの戦いぶりや登場する兵器には、
その彼も血がたぎるものがあったようです。

こういう戦争アクション映画のなかには、
戦いの場面はすごいけれど内容的には薄っぺらいものもありますが、
ランボーに関しては、
ベトナム戦争の帰還兵に対する国の対応の悪さなど、
背景となる現実を踏まえたものだけに、
胸を突かれるものがあります。

この映画の情報をネットで探していて最高にウケたのが、
自宅でランボーのDVDを姉弟の二人で観て、
最後のシーンを見終えた後で、
姉が泣きながら言ったというひと言。

「ランボー、うちに来ればいいのに」

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