【エスター】養子にした少女には思いもよらない秘密があった

養子縁組が思わぬ結果につながる恐怖

原題は「Orphan」で「孤児」。

養子を探して孤児院に出かけた夫婦が、
そこで、一人で絵を描いていたエスターという9歳の少女と出会います。
年のわりにはしっかりとしていて、
芸術的なセンスもありそうなエスターをひと目で気に入った夫婦は
彼女を家に連れて帰ります。

夫婦にはすでに息子と幼い娘の2人の子どもがいて、
5人家族での新生活がスタートします。
ところがエスターがやってきてから、
家の中や学校でさまざまなトラブルが起こり始めてしまいます。
実はエスターには恐るべき秘密が隠されていたのです…。
そして、孤児院からシスターが家族の様子を見に来た日、
惨劇が起こってしまうのでした。

【原題】Orphan【製作年】2009年【製作国】アメリカ【上映時間】123分
【監督】ジャウム・コレット=セラ【脚本】デヴィッド・レスリー・ジョンソン【撮影】ジェフ・カッター【音楽】ジョン・オットマン
【キャスト】ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン

DVD版では2パターンの結末が

妻のケイトはエスターの隠された本性を見抜き始めますが、
エスターは夫のジョンの前ではいい子ぶって振る舞い、
自分の味方につけてしまったため、
ジョンは本性を見破ることができません。

それにしても、養子にするんだったら、
事前にもっとちゃんと素性を調べればよかったのに
というツッコミどころも満載だったりするんですが、
これから養子をもらおうという人が観たら、
ドン引きするような恐ろしい作品です。

しかし、
少し見方を変えると思わず笑っちゃうような面もあります。
それは観てのお楽しみです。

実はこの作品を初めて観たのはDVD版だったのですが、
そちらには2パターンのエンディングが用意されていました。
2つのエンディングがあるということは、
作品の2面性を暗示している
もし、チャンスがあればこのもう一つのエンディングを観ると、
作品を2倍にも3倍にも楽しめると思います。

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